二町町の市立物部幼稚園は園として初めてホタル幼虫の放流に取り組み2月26日、園児らは近くの川に150匹を放流した。飛来予定の5月末頃、夜空に光るホタルの誕生に期待を寄せている。

同園はホタルの幼虫放流を通して、地域が好きな子どもに育ってほしい、環境学習にも役立てようとの願いを込めた。毎年、5月中・下旬に市のホタルイベント「パーク&ウオーク」が実施され、同じ守山学区の保育園や幼稚園の仲間たちが放流しており、物部幼稚園児も「放流したい」との声があり園長と市ほたるの森資料館の館長の間で幼虫提供などの協力話がまとまった。昨秋、資料館から200匹の幼虫(体長5㍉前後)をもらい受け園児たちが育ててきた。約半数が成長(2・5㌢前後)し、放流のため資料館から50匹を追加してもらった。

この日、放流に参加した5歳児の約50人は館長からホタルの生態や一生について話を聞いた後近くの川へ。先生の指導で園児たちは川のゴミを拾い集め、きれいになった川沿いに並んで一斉に「大きくなってね」と声をかけながら放流した。この川を調べた館長は「野洲川の伏流水が流れ水量は約5㌢位でホタルのエサとなるカワニナが多くホタルの生育には適していると判断した」と話した。園では昼食に「ほたる団子」を全員で食べ幼虫放流を祝った。